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英会話の教育を施された人でもライティングは苦手な傾向にあります

母国語以外の言語を学ぶことは重要ですが、英語を習得するというのは、ここ数年の日本教育における主要なテーマの一つで様々な取り組みがなされています。これは政治主導によって小学校からの英語の基礎教育やネイティブとのコミュニケーションについての授業などいろいろな事柄が取り入れられましたが、もともとはグローバル企業で働ける人材を育てるという経済界から寄せられている要望でもあります。


少し前までは中学校からのスタートだった英語教育が小学校で責務化され、幼少期から英語スクールに通う子供も多いというのが現状です。こういった非常に英語重視の教育内容は、同時にスピーキングやヒアリングなど、ネイティブ英語重視の英語教育への傾倒と言えます。

2000年代の義務教育での英語は事実このコミュニケーションの時代で、多くの学校でネイティブ教師を雇うなど、生きた英語を話せる人材になるというのが大きな目的でした。

ところが、今そうした世代が社会人となり国際舞台で働くにあたって、ある弊害も出ています。現地の人との英会話によるコミュニケーションで積み重ねられた英語力により、ある程度は話すことが出来る人も、ライティングとなると途端に出来なくなる方が多いのです。

ライティングは正確な文法や、英会話と違う語彙や使い方などが求められるためで、特に報告書や企画書などを英語で求める外資系企業では必須です。しかし、単にコミュニケーション重視の英語教育で育ってきた世代では、こういった実務の上で求められる英語を身に付けるような教育は不十分だったのです。近年では外資系企業のみでなく、国内の巨大な企業の中にも社内公用語を英語にするなど、あり得ないまでの英語重視の体制になり、たくさんの方が順応に苦しんでいます。

その中で主に社会人を苦しめるのが、公の文章を英語で書くというためのスキルです。

グローバル化が進む中、もはや英語の習得は教育に求められる最大級な責任ですが、日本の教育は見事にそれを果たしてきたとも考えられます。今後、より発展した教育を行うには、これまで培ったノウハウを生かしてライティングなどのスキルも教育をする必要があるでしょう。

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